6月 29 2012
今日は
朝10時から、28期の大先輩の弁護士2人と一緒に高裁の法廷に行ってきました。
私は56期ですから、ちょうど2倍以上の弁護士経験のある大先輩たちです。
事務所はそれぞれ違うのですが、先物事件でご縁あってとても可愛がって(?)もらっています。
弁護士は職人の世界に似ており、「先輩から盗め」とはよく言われる言葉ですが、最近その言葉の深さをしみじみ感じています。
愛知県弁護士会所属 名城法律事務所 パートナー弁護士
6月 29 2012
朝10時から、28期の大先輩の弁護士2人と一緒に高裁の法廷に行ってきました。
私は56期ですから、ちょうど2倍以上の弁護士経験のある大先輩たちです。
事務所はそれぞれ違うのですが、先物事件でご縁あってとても可愛がって(?)もらっています。
弁護士は職人の世界に似ており、「先輩から盗め」とはよく言われる言葉ですが、最近その言葉の深さをしみじみ感じています。
6月 27 2012
今日で36歳になりました。
自分では何故か今年37だと思いこんでいたので、1歳トクした気分(?)です。
この年になると自分の誕生日も年齢もあまり気にしなくなるのかもしれませんが、思いがけず多くの人からお祝いのメッセージを頂き嬉しく思います。
個人的に36という数字は好きな数字ですので、これから1年間気持ちを新たに頑張りたいと思います。
6月 25 2012
団藤重光先生が逝去されました。
御年98歳。
私は大学で刑法ゼミ(井田良教授)に所属していたのですが、当時から団藤先生は生ける伝説のような学者という印象がありました。
ご冥福をお祈りいたします。
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元最高裁判事・団藤重光氏が死去…刑事法の権威
読売新聞 6月25日(月)15時54分配信
戦後刑事法学界の第一人者で、リベラル派の最高裁判事としても活躍した文化勲章受章者の団藤重光氏(東大名誉教授)が25日午前5時48分、老衰で死去した。
98歳。葬儀ミサは29日午後1時30分、東京都千代田区麹町6の5の1聖イグナチオ教会大聖堂。喪主は義妹、勝本稔子(としこ)さん。葬儀委員長は松尾浩也・東大名誉教授。
1935年東京帝大法学部卒。74年10月に最高裁判事に就任し、83年に定年退官した。75年の「白鳥決定」で再審開始の門戸を開いたほか、大阪空港騒音訴訟で国民生活を守る立場から少数意見を貫くなど、司法史に大きな足跡を残した。死刑廃止論者の理論的支柱でもあった。
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6月 22 2012
昨日名古屋先物研6月例会がありましたが、40名以上の参加がありました。
この1年くらいは継続的に40名以上(多いときは50名以上)の参加があります。
とくに若手の参加が顕著ですが、ベテラン、中堅もしっかり顔を出してくれています。
4階の会議室はそろそろ満員状態なので、いよいよ5階ホールを使わなければならないのかもしれません。
思いがけずこれほど盛況というのは事務局としては嬉しい限りです。
6月 21 2012
昨夜は、名古屋ホストライオンズクラブ準備理事会がありました。
次年度の会長以下理事の方々が集まり、次年度の活動方針や予定などについて会議を行いました。
私は昨年入会したばかりにもかかわらず理事に選任頂き、次年度からはいろいろな役割を与えられる予定です。
30代は私だけで最年少になりますが、あまり気負わず出来るかぎり頑張りたいと思っています。
6月 19 2012
台風が上陸したようですね。
ものすごい風で傘が飛ばされそうになります。
体調はだいぶ快復しましたが、大事な起案がたまっています。
これから集中的に仕事に取り組まねばと思っています。
6月 15 2012
一週間、ずっと体調不良でした。
39度5分の熱が出たりして大変でした。
しかし、そうとばかりも言っていられません。
いよいよどうしても負けられない勝負が始まります。
この事件は一審で先物会社役員らの責任を認めて勝訴したのですが、被告らが控訴してきたものです。
今日、一審被告から控訴理由書が届きました。
こちらも附帯控訴をしています。
絶対に負けられないので、ここに書いて自分にプレッシャーを与えておきます。
また結果が出たらご報告します。
6月 13 2012
渉外事務所大手の西村あさひが名古屋支店を開設するそうですね。
すでに同種事務所のTMIも名古屋支店を開設していますが、4大と称される東京の事務所が名古屋に支店を作るのは初めてのことです。
この種の事務所は企業法務が売りですから、名古屋でバリバリ企業法務を手がけておられる先生方は決して無視できないニュースだと思います。
スケールメリットを生かすなとはいいませんが、少なくとも愛知県弁護士会に入会する以上、事務所にばかり籠もっておらず、会派や委員会などいろいろな活動にも参加してほしいですね。
6月 12 2012
最近は行動経済学のプロスペクト理論に関心を持っています。
このプロスペクト理論によれば、先物被害を受ける人は特殊な心理状態に陥っていると考えられます。
もともと先物取引で損失を被る人は、ごく普通の社会生活を送ってきた方が多く、退職まで何十年と勤労されてきたような分別のある方も多いのです。
ところが、なぜ何十年と働いてきた見返りである退職金等を、いとも簡単に先物外務員に勧誘されて取引につぎ込み、短期間で何千万という損失を被る例が珍しくないのか。
最初は手堅く利益を出すことを望むものの、いったん損失を被ると、損切りを嫌い、新たな資金を出してでも損失を取り戻そうとする特殊な心理状態、これをプロスペクト理論は解明しています。
先物外務員は経験上、顧客のこのような心理状態を知り、これにつけ込むような勧誘を行っていると考えられます。
今後は、先物に限らず投資被害訴訟全般においても、こうした投資家の心理状態にもっと着目されるべきだと思っています。
6月 08 2012
為替デリバティブについて全国銀行協会であっせん案が出た後に、銀行との間で融資の協議をすることが多い。
しかし、これが難航する場合が少なくなく、予想外に長期化することも多い。
銀行としてはもともと自らの問題ある販売で招いた結果なのだから、強硬な姿勢では困るわけで、ある程度譲歩してもらわないとまとまる話もまとまらない。
弁護士としては裁判で白黒はっきり付けたい気持ちもあるが、会社経営の観点からはいろいろな障害もあり、一筋縄ではいかないのが悩ましいところだと思う。