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7月 09 2008

定着率

先日、弁護士同士の会合で、新人弁護士の事務所「定着率」に関する話題が出ました。

ある先輩弁護士によれば、いま新人弁護士(1~2年目くらい)が事務所を辞める確率が、昔より高くなっているようだとのことでした。

私の名古屋の同期をみると、最近独立する人が出てきたものの、事務所入所後1~2年で最初の事務所を辞めてしまったという人はほとんどいません。

でも、最近は特に、あの人があの事務所をもう辞めたみたい・・・といった噂話が以前にも増してよく聞かれるようになった気がします。

その理由はよくわかりませんし、それぞれ個別事情がいろいろとあるとは思います。

しかし、せっかく入った事務所を1年やそこらで辞めることになるというのは、入った新人弁護士はもちろんですが、出られる事務所にとっても、お互いに不幸なことのような気がします。

また、弁護士は仕事をしていく中で、いろいろな「誘惑」に遭遇することもあるかと思いますが、あまりすぐに独立すると、そういうものに嵌ってしまう可能性も高くなるような気がします。

自分も若手の一人であり、偉そうなことが言える立場では全くありませんが、最初の事務所選びというのはやはり大切だと思う次第です。


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