6月 20 2008
会派
愛知県弁護士会には約1100名の弁護士が属していますが、その中に5つほど「会派」というものがあります。
会派というのは、要するに派閥であり、弁護士会役員選挙の際の推薦母体となるものです。
すなわち、会派ごとに弁護士会会長や副会長の推薦を行い、対立候補が出れば互いに選挙活動をするのです。
私が所属する会派である「清流会」には、200名以上の弁護士が会員として所属しています。
他に、愛知県弁護士会内には、烏合会、公正クラブ、無名会などの会派があります。
そして、会派の中には、幹事長以下の幹事が10名程度いて年間の諸行事を取り仕切っています(ちなみに現在、清流会幹事長は、弊事務所の代表パートナーがつとめています。)。
また、本会とは別に、登録10年未満の若手弁護士で構成する「若手会」という会もあります。
ところで、現在若手弁護士が急激に増えているので、この若手会の会員数も急増し、清流会全体に占める登録10年未満の若手弁護士の割合が、およそ50%にも達する勢いとなっています。
そのため、今後は、会派内における若手弁護士のプレゼンスが高まり、会派の存在意義や活動も、若手弁護士のニーズに応じて変容していかざるをえないと思われます。