9月 10 2008
裁判員裁判
裁判員制度の対象となる刑事事件を担当しています。
公判前整理手続後の第一回公判手続きで、気付いたことがあります。
それは、裁判員にアピールするため、検察側がかなりの工夫と訓練をしてきているということです。
まず、視覚に訴えるため、冒頭陳述を、法廷内に設置された液晶の大画面を使って、丁寧に行います。
そこでは、図表を多様したり、色分けをしたりして、わかりやすさを追及しています。
証拠調べでも、証拠写真や調書の要約を大画面にアップしたり、印象的な証拠を先に調べようとしたりして、裁判員を強く印象付けようと企図しています。
このような斬新ともいえる検察側の裁判員対策に、弁護側も旧態依然とした対応では、負けてしまいます。
刑事弁護委員会等では裁判員対応策を検討しているのでしょうが、個々の弁護士も意識的に対策を練ることが必要だと思います。




