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7月 17 2010

新潟と佐渡

1泊2日の新潟出張から戻りました。

 

金曜日は、新潟県弁護士会に集合して、同弁護士会の先生方と会議をし、その後各地の視察を経て、夜は懇親会を盛大に催して頂きました。

 

新潟からは役員を含む錚々たる先生方が参加され、美味しいお寿司とお酒を頂きながら、たいへん有意義なお話を楽しく伺うことができました。

 

その後、二次会、三次会と接待して頂き、名古屋にみえたときには必ずお返ししなければ、と強く思いました。

 

土曜日は夜の飛行機でしたので、半日以上フリーだったため、思い切って佐渡島まで高速船で行ってきました。

 

時間がなかったので、タクシーで佐渡金山と尖閣湾をまわってもらいましたが、運転手さんから観光ガイドをしてもらえ、興味深い話をたくさん聞くことができました。

 

佐渡は、古くから流刑の地として知られていますが、著名なところでは順徳天皇、日蓮、世阿弥などが配流されており、貴族、武家、町人の各文化が長い時間をかけて混ざり合い、独特の文化を形成しているということでした。

 

また、世阿弥の影響もあって能舞台が一時は200以上あったそうで、独特の芸能文化が栄えた地であること、直江兼次が侵攻し上杉家の支配下におかれたことや、佐渡奉行がおかれて幕府の直轄支配におかれたこと、佐渡金山をめぐって多くの人間が出入りするなど、繁栄と衰退の歴史があること等をお聞きし、この島には多様な歴史、文化が凝縮されていると思いました。

 

尖閣湾の岩と海が織りなす風景は実に美しく、海は驚くほど澄んでいました。佐渡金山の、うす暗く永久に続くかと思われる細長い坑内は、とても寒く、ぞっとするような雰囲気がありました。運転手の方のお話によれば、鉱山で働くために全国から集められた人たちは、総じて寿命が短く、刹那的に生きていたと思われるとのことでした。

 

そして、こうしたお話を踏まえて私がタクシーの車窓から見た、佐渡の人たちの顔は、どことなく、浮世離れしていて、独特の気品があると感じましたが、これは上記のような重い歴史を背負ってきているからかもしれません。

 

今回は半日も滞在できませんでしたが、この佐渡という島に強烈な魅力を感じましたので、次回機会があれば、もっとじっくり佐渡全体をめぐって、その歴史と文化を大いに味わってみたいと思いました。


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