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11月 13 2014

金地金

最近、金地金や白金地金の取引を端緒にして、金や白金の先物取引の勧誘を受けるというケースが多発しています。

 

これは、大手先物取引業者のホームページを見ても、金の地金取引を大きく宣伝していることからも、推認できるかと思います。

 

何が問題かと言えば、法律で禁止された不招請勧誘禁止の潜脱行為ではないかと疑われることや、本来、金地金を取引したいと思うような方は、長期保有の安定志向の投資意向であることが多いであろうところ、金等の先物取引に足を踏み入れさせるや、短期間で頻繁・過当な先物売買を繰り返させて、思いもかけない高額な損失を被らせるといった被害が少なくないことです。

 

先物取引はゼロサムゲームなので、多数回取引を繰り返せば損得は均衡していずれ手数料負担だけが残ることになります。そうだとすれば、顧客の損得は先物業者にとって余り関係がなく、いかに顧客が多数回取引を行ってくれて、自らの収益となる手数料を負担してくれるかが最大の関心事というわけです。

 

そんな危険な先物取引に、「安全・安心な」金地金の取引をきっかけとして、ごく一般の方が引き込まれてしまう被害が最近多発しているというわけです。

 

 

 

 

 

 


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