トップページ > ブログ > 「孤族の国」とNPO - 名古屋の弁護士 正木健司

ブログ

1月 24 2011

「孤族の国」とNPO

朝日新聞(全国版)の「孤族の国」という連載に、当事務所と協力関係にあるNPO法人きずなの会が取り上げられました。

 

1月24日付け朝日新聞の朝刊1面と2面に、写真入りで詳しく取り上げてもらっています。

 

私が弁護士になった頃は、まだこのきずなの会は発足して数年にすぎず、ボス弁が試行錯誤を繰り返している時期で、いろいろな課題があって大変だった記憶があります。

 

もちろん現在でも検討すべき課題は多いですが(毎月1回、当事務所ときずなの会とで会議をしています)、7、8年前当時に比べれば、朝日新聞の全国版で取り上げられるようになったことは素直に嬉しく思います。

 

もちろん、これは世の中の流れがまさに「孤族の国」へと向かっているからにほかならず、そうした社会で生じるニーズに、きずなの会の提供する身元保証・生活支援のサービスがちょうど合致していたからでしょう。

 

ただ、「孤族の国」のような社会が望ましい社会であるとは決して思いませんし、家族の本来のつながりによって高齢者の方々が安心して暮らしていけることが理想であることは言うまでもありません。

 

しかしながら、とくに都市部ではもはやそうした家族間の強いつながりが失われつつあることは否定しようがない、悲しい現実なのだと思います。

 

こうした現実を受け入れた上で、どうしたら超高齢化・少子化社会を迎える日本において、このような「孤族の国」の問題を少しでも解決できるのか、まずは各人が自分の家族をはじめ身の回りを見渡すことから始めるしかないのではないでしょうか・・・。

 

私は、明後日、いつものようにきずなの会の契約に立ち会ってきます。

 

きずなの会の契約は、本部事務所にとどまらず、各地の病院や施設、自宅など、さまざまな場所に行って契約をするわけですが、実際にそうした現場に何百回と行って思うことは、身寄りのない高齢者・障害者の方々には、医療や行政、福祉など、地域における様々な方々が真摯に関わっているということです。

 

そうした家族でなくとも善意でご本人と関わっている周囲の方々と協力しながら、きずなの会と共にご本人の家族代わりをすることで、ご本人には老後の人生を少しでも安心して楽しく暮らして頂けたら・・・と願う次第です。


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