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8月 15 2009

就職問題

今年の司法修習生の就職は、やはり例年になく厳しいようです。

名古屋への就職希望者がまだ30人くらい決まっていないと聞きました。

いま弁護士会としても、躍起になってこの就職問題を解決しようと努力しています。

しかし、受入先がないことにはどうしようもなく、もう既存の事務所では吸収しきれなくなっています。

そうすると、就職できなかった人たちは、いきなり独立するか、軒弁といった低条件で就職するか、民間企業に就職するか、といった選択肢になるのでしょう。

ただ、民間企業ではほとんど他の社員と雇用条件は変わらないそうですし、弁護士になろうという人はもともと我が儘な(?)人が多いので、宮仕えは性に合わないのではないでしょうか。(実際、企業に就職しても早い段階で辞めてしまう人が多いようです。)

結局、最初から独立することになるのでしょうが、実務経験がないと正直軌道に乗るまでが大変だと思いますし、経営のために非行に走る弁護士も増えるかもしれません。

このように、最近の弁護士業界では、急激な弁護士数増員の影響によって、就職問題をはじめとする大きな歪みが生じてきているのです。


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