5月 22 2014
樋口裁判官
昨日、大飯原発の運転差し止めを命じた福井地裁の樋口英明裁判長は、かつて名古屋地裁にいらっしゃいました。
私も複数の事件を担当していただいた覚えがあります。
物静かで穏やかな裁判官でした。
ただ、当時、名古屋地裁の若い裁判官の中で、樋口裁判官のことを「支部を回っている」(=出世に縁遠い人)という風に表現していた人がいました。
そんな樋口裁判官が、この度非常に画期的で勇気ある判決を出したという全国ニュースを見て、私はなぜか胸のすくような晴れやかな思いがしました。
司法に対する信頼というのは、上を見ながら無難な判断ばかりするエリート裁判官ではなく、実は、樋口裁判官のような地道で市民目線に立てる感覚をもった裁判官こそが担っているのではないかと思いました。




