5月 11 2012
郊外型
最近、愛知県でも弁護士が郊外に流出する傾向があるようです。
名古屋市中心部はもはや弁護士が飽和状態に近いことの現れかもしれません。
いわゆる公設事務所も普及し、今や弁護士過疎地は解消したとさえ言われる昨今ですから、珍しいことではありませんが・・・。
ただ、数年前と異なり、いまは過払い事件に代表される債務整理が収束した状況ですので、郊外に行けばいくらでも仕事があるというわけでもないかと思います。
また、郊外ですと、都市部の企業は顧客となりえないでしょうし、刑事事件でも離婚でも何でもやりますというスタンスが求められますから、地域のために働くという気概も必要だと思います。
他方で、弁護士に対する専門化志向への対応も必要となるでしょうが、やはり最先端の専門的事件というのは都市部に集中しますし、都市部の弁護士の方が情報や研究の面で有利でしょうから、これは少々難しいかもしれません。
というわけで、その地域に愛着を持ち、地元密着型で幅広く法的サービスを提供するというスタンスであれば、郊外型弁護士というのもありかもしれませんが、個人的には、若いうちは都市部で揉まれながら経験を積むというのがよいのではないかと思っています。




