8月 08 2010
高齢者の所在不明
100歳以上の高齢者の所在不明が相次いで発覚している問題で、新たに埼玉県春日部市などで6人が所在不明となり、全国の所在不明者は計63人になったことが読売新聞の6日までの調査でわかった。
新たに判明したのは、同市や東京都足立区、名古屋市、和歌山県海南市、広島県東広島市に住民登録された男性と大阪府貝塚市の女性。足立区では、職員が戸籍上103歳の男性の住民登録上の自宅マンションを訪ねたが、男性の姿はなく、入院中の長男(73)は「約40年前から行方がわからない」と話したという。
(2010年8月7日01時35分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100807-OYT1T00088.htm?from=nwla
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最近、高齢者の所在不明が大きな社会問題として取り上げられています。
しかし、これは決して急に出てきた話ではなく、少子高齢化の大きな流れの中で、家族や地域の絆が失われつつあることの端的な現れだと思います。
私は、NPO法人きずなの会の仕事に関与していますが、この高齢者不明問題の件で、同NPOには早くもマスコミから取材があり、土曜の午前中に東海テレビで紹介されたとのことでした。
きずなの会の仕事を通じて、私も多数の高齢者の方々と接してきましたが、これほど家族の絆が失われているのかと唖然とすることもあり、何とも言えない寂しい気持ちになることが多いです。
いずれにしても、今回の高齢者不明問題は、現代日本が抱える社会病理の、氷山の一角にすぎないと思います。
早急に不明者の把握につとめることも大切ですが、今後さらに日本が超高齢化、少子化社会に向かう中で、いかにして家族や地域の絆を取り戻すかは重要な課題になってくると思います。





